教室紹介

指導方針

1、たしかな暗算力の養成

 

 コンピュータ時代の今、実生活においてそろばんを使って計算する機会はほとんどありませんが、頭の中でそろばんの玉をイメージした珠算式暗算ができるようになれば、その脳内電卓一生の財産となります。当教室では、「大人になっても使える暗算力」の養成に重きをおいています。

 

2、より早い上達を目指す

 

  計算力・暗算力を効率よく身につける上で検定試験の受験は必須条件といえます。また、ある程度の実力がつけば大会へも積極的に参加をすすめていきます。チャレンジ精神を持ち、短期的な目標を持つ機会を増やすことで、より早い上達が可能です。またお子様にとって上達の実感こそが、何にも代えがたい「楽しさ」につながると確信しております。

 

全日本ユース遠征
遠征で得られるものもたくさんあります。

3、人としての成長もサポート

 

 計算だけが上手にできても魅力的な人間とは言えません。当教室は躾をとても大切にしています。先生に対する言葉遣い(返事は「はい」、ていねい語を使うこと)、プリントを渡す時は両手を添えること、あいさつや返事を元気よくすることなど、礼儀も細かく指導し、時に厳しく子どもたちを教育してまいります。

 当教室が輝く大人をつくる工場のような、そんな人間力養成の場としてお手伝いできれば幸いです。

お願いします
「お願いします!」と元気よくプリントを渡します。

オリジナル教材
オリジナル教材だけでも10種類以上。細かくレベル分けしており、スモールステップで進んでいけます。

個別のカリキュラム

 毎時間、個別の「今日の練習メニュー」があります。個別にメニューを組むのは時間もかかる大変な作業なのですが、一人一人が最も効率的に上達していくために行っています。検定試験の受験開始級、タイミング、克服すべき課題等すべて生徒皆一律ではありません。もちろん大まかな学習スケジュールはありますが、細かな部分は完全個別のカリキュラムで進んでいきます。

 

多彩な練習メニュー

    初歩のテキストを一通り終えると、検定の問題だけを毎時間行うわけではありません。メイン教材である「i-test」をはじめ、「アバカスサーキット」や当教室独自の「あんざんこうじょう」(工場と向上がかかっています)など多彩な練習プリントがあり、生徒を飽きさせません。狙いを定めた多種多様な練習によって、あらゆる角度から腕を磨いていきます。


読上暗算・読上算

 「ねがいましては~」で始まる読上暗算・読上算は、やり直し、聞き返しができません。そのため、より高い処理能力と集中力が求められます。紙に書かれていないと計算できないのでは実践的な計算力とは言えません。

 実生活で珠算式暗算を存分に生かすためには、耳からの情報だけでも即座に計算できる力が必要です。読上暗算は、正しい珠算式暗算を養成していく過程でも特に大切なものであるため、授業の中に積極的に取り入れ、毎時間必ず練習しています。 

◆撮影時:大4(そろばん歴:14年)

選手レベルの読上算の様子です。全道大会では読上算優勝経験も複数回ある生徒(十段)です。大学生になってもさらなる高みを目指し、通ってきてくれています。

 


フラッシュ暗算

 当教室では、入会したばかりの初歩テキスト中の生徒でも、基準に達した生徒から順次フラッシュ暗算の練習を導入していきます。パソコンの画面に映し出される数字を瞬間的に暗算で足していくフラッシュ暗算は、珠算式暗算のすごさが視覚的にわかりやすく、メディアでも取り上げられることが多いです。

 当教室では「フラッシュ暗算ネット検定」を採用しており、自宅や教室でいつでもフラッシュ暗算検定が受けられます。生徒たちの読上暗算やフラッシュ暗算を行っている様子は計算動画ページをぜひご覧ください。

フラッシュ暗算
数字をイメージで扱うからこそ、できるようになるフラッシュ暗算。

 ライバルは過去の自分

 どんな練習でも、常に意識するのは過去の自分の最高点。成績を記録するためのファイルを各自が持ち、最高点を取ったら必ず先生に報告します。先生も生徒自身も成績管理を徹底して行うことで、成長をわかりやすく実感してもらいます。自己ベストを1点でも超えられるように努力を積み重ねていくというのが基本的な練習スタイルです。


指導・教材について

 当教室は十段の先生2人で熱く指導いたします。教材はほとんどが私たちのオリジナル教材であり、珠算式暗算の習得を第一に考え抜かれたものです。かけ算のやり方一つをとっても、世の中にはたくさんの方法がありますが、暗算につながりやすく、私たちが今の時点で一番ベストと思う方法と教材で指導していきます。

当教室は暗算第一

有段者の在籍

 検定最高位である十段をはじめ、有段者も多数在籍しており、在籍生徒の約40%が有段者という非常に高い割合になっております。当教室で継続して努力を積み重ねることで、たしかな実力が身についていく証です。上手な人が周りにいることで、目標や憧れを抱きながら練習に励むことができ、また切磋琢磨できる環境に身をおくことは上達への近道となります。

全珠連暗算段位
切磋琢磨できる環境で、たくさんの生徒が段位を取得しています。

遠方からの通塾多数

 当教室はありがたいことに、白石区や豊平区などの近隣地区のみならず、江別市や北広島市、また札幌市内でもほとんどの区(東区、中央区、南区、厚別区、北区、清田区等)からの通塾があります。現在、生徒の在籍する小学校数は40以上。遠くても通いたい、と思っていただけるような教室を今後も目指します。

 

検定試験へのスタンス

 当教室では、練習で合格点を取れるようになってから検定を受けるのではなく、上手になるために検定を利用しています。検定申込(試験1ヶ月前)の時点で合格点に達している生徒はほぼいません。「少しがんばらなければ受からない」という絶妙なハードルを与え、がんばらざるを得ない状況にあえてさせています。検定試験当日まで必死に練習することで、子どもは大きく成長してくれます。このことが検定試験を受ける最も大きな意義であるという考えのもと、受験級を毎回決定していきます(個別判断)。

 

 まだ受かる自信がないから受けない…という消極的な姿勢ではあまり伸びていけません。チャレンジ精神を育み、そして目標に向かって頑張る楽しさを感じてほしいのです。結果として不合格となることももちろんありますが、悔しさを味わったり挫折の経験を積むことも子供時代には必要だと考えます。

グリットを育むそろばん

おたより発行

 毎月1回、教室のおたより「Factory News」を発行しています。大切なことがたくさん書かれているため、保護者の皆さんには必ず目を通していただいております。検定結果や連絡事項のみならず、私たちの思いが詰まったおたよりです。

 

朝のオンラインサーキット

    授業日の平日(火~金)朝7:00~7:25はZoomを使ってアバカスサーキットの練習に取り組んでいます(希望者のみ)。もともとコロナの休校期間中に皆の生活リズムを作ってあげることを目的に始めた取り組みでしたが、大変好評だったため、それから現在まで継続して行っております。そろばんは練習量の多さが上達のカギを握りますので、朝に練習量を確保するのはおすすめです。みんなで臨場感をもって一緒に計ることでモチベーションもアップ!わり算を習い終えている在籍生徒なら、いつでもご参加いただけます。

オンラインサーキット
朝から切磋琢磨しながら練習できます。

ファクトリーティータイム

 在籍生徒の保護者様向けに、平日授業日(火~金)の14:00~14:30までをファクトリーティータイムとして教室を開放しています。お子様のことで気になることを相談したり、近況報告、雑談などなんでもOK。事前に日程の予約だけしていただければ、教室でいつでも懇談できます。心配のタネを早期に摘むことで、状況が改善したり、上達のためのヒントを得られたり、ストレス発散にもなるかもしれません。

 もちろん、ティータイム以外の時間でもいつでも電話やお手紙などで気軽にご相談いただけたらと思っています。指導者と保護者が同じ方向をむいて子どもの手を引っぱっていけるよう、最大限サポートします。

 


 練習会の開催

 通常授業の他に、不定期でたくさんの練習会を開催しております。検定試験対策に特化した練習会や、ある程度の上級者に限定したファクトリー練習会や大会に向けての練習会等、こういった練習会にもどんどん参加することで上達スピードが変わってきます。ファクトリー練習会ではチーム戦や挙手制による楽しい練習なども行い、大変盛り上がります!(通常授業内でも行うことがあります)

 

チーム戦ホワイトボード
チーム戦をした時のホワイトボードはいつもこんな感じに。白熱します!

ファクトリーカード

 当教室にはファクトリーカードというごほうび制度があります。テキスト1冊終了で1枚、アバカスサーキット本番の自己ベスト更新で1枚、家庭学習をがんばったら1枚など配布基準が細かく決められています。ファクトリーカードをためると、そろばんに関するさまざまな賞品といつでも交換できるシステムとなっていて、生徒たちはせっせとこのカードをためています(^^) 少しでもそろばんをがんばるモチベーションになってくれたら嬉しいです。

 

そろばん合宿

 例年8月中旬頃に、上級者を対象とした1泊2日の合宿を行っております。週3コマ通ってきている生徒の約1ヶ月分相当量の練習を2日間で集中して行うため、生徒はへとへとになりますが、不思議と「楽しかった」「来年もまた絶対行きたい!」という感想が非常に多いです。子どもたちのキラキラな笑顔に、私たちも心が満たされます(^^)

↓令和元年度に開催した合宿時の様子です。


お楽しみ会

 年に一度(12月)、お楽しみ会を開催しております。チーム対抗でたくさんのゲームをしたりプレゼント交換をしたり…。教室のみんなと仲良くなるきっかけにもなります。生徒の意外な一面も垣間見れる、私たちにとっても有意義な会です。

 

ハロウィン

 ハロウィンの日は仮装してきてOK。どんなにそろばんがやりにくい恰好でも、この日だけは叱りません(笑)。先生もちょっぴり(?)ふざけます…。

ハロウィン
ハロウィンでは、こんな姿で読上暗算を読むことも…。

◆生徒の成長を願うこと、そして自分たちも楽しむこと。それがモットーです(^^)